胃カメラ

口または鼻から内視鏡(カメラ)のスコープを挿入し、食道から胃、十二指腸までの観察をすることができる検査です。食道炎や胃潰瘍、胃がん、十二指腸潰瘍など様々な疾患を診断することができます。必要に応じて組織の一部を採取し、詳しく調べることも可能です(病理組織学的検査)。

当院の胃カメラの特長

眠っている間にできる
苦痛の少ない胃カメラ

検査がこわい、以前にとても苦しかったなど苦手に思っていらっしゃる方が多い検査です。
実際、若い方ほど嘔吐反射が強いことが多く、そのイメージを長年お持ちのため、なかなか検査に踏み切れない患者様がたくさんいらっしゃいます。

当院では専門医による丁寧で苦痛の少ない検査を心がけています。
患者様のご希望に応じて、鎮静剤を使用して検査を受けていただくことも可能です。
ウトウトと眠っている間に検査を受けることができるため、不快感や痛みといった患者様の負担を軽減することが可能です。
鎮静剤を使用した後は1時間ほどリカバリーベッドで眠っていただき、その後で検査結果を説明いたします。

※鎮静剤を使用した場合は車や自転車の運転ができません。

鎮静剤を使用した検査は
このような方におすすめ

  • 初めて内視鏡検査をうけるので不安
  • 前回とても苦しかったのでできれば受けたくない
  • 30代、40代の方(若い方は咽頭反射が強く胃カメラが辛いことがしばしばあります。)

女性専門医による胃カメラ

当院の院長は女性で、消化器病学会専門医、消化器内視鏡学会専門医です。
大学病院では大腸・小腸グループの一員として診療・研究を行ってきました。
専門医としての知識を生かしながら、苦痛の少ない質の高い内視鏡検査をおこなっています。
どんな小さな不安でも、お気軽にご相談ください。

最新の胃内視鏡システム

オリンパス社性の最新の内視鏡システム EVIS X1 CV-1500を使用しています。
ハイビジョンモニターで観察し、光学ズーム、特殊光観察により、微小な病変の早期発見・早期診断に努めています。胃カメラのスコープはオリンパスGIF‐H290(径8.9㎜) 及びオリンパスGIF‐1200N(径5.4㎜)を使用しています。1200Nは鼻からの挿入も可能ですので、ご希望があれば鼻から挿入する経鼻内視鏡検査も可能です。

このような症状の場合に
胃カメラをおすすめします

  • 胸焼け、ゲップ
  • 食べ物が詰まる
  • みぞおちのあたりが痛い
  • 食後に胃もたれがする、胃が痛くなる
  • 胃が重い
  • 食欲がでない
  • 便が黒い
  • 顔色が悪い
  • 体重が減った
  • 検診で胃カメラをすすめられた
  • など

胃カメラでわかる疾患

  • 逆流性食道炎
  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
  • 急性胃炎・慢性胃炎
  • ピロリ菌感染胃炎
  • 食道がん・胃がん
  • 大腸がん
  • 胆嚢癌
  • 膵癌
  • など